ご出産

マタニティライフ

初めての妊娠・出産で不安…妊娠中・子育てを楽しむコツは?
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妊娠をすると、体にさまざまな変化が表れてきます。妊娠初期は、においに敏感になったり、嗜好が変わったりすることがありますし、つわりも始まります。妊娠中期になると、おなかが大きくなってきて腰に負担がかかったりしますし、妊娠後期には、おなかが張ったり、足の付け根が痛くなることもあるでしょう。
このように、妊娠中は、今までと同じ生活とはいかない部分も多く、不安やストレスを抱える人も多いようです。しかし、妊娠は一生に何度もあることではありません。「赤ちゃんの名前を考える」、「赤ちゃんの肌かけを作る」、「マタニティ日記をつける」など、妊娠中ならではのお楽しみはいっぱいあります。
そのほか、出産や育児に関する情報を得たり、医学博士や保健師による育児・健康相談会に参加したりするのもよいでしょう。三越「ぷちりおん」、伊勢丹「アイキッズクラブ」は、マタニティの方、小さなお子さまをお持ちのお母さまが入会することができ、さまざまな形で、お子さまの出産から子育てまでをサポートしています。
また、赤ちゃんが生まれると同時に育児が始まり、なかなか外出ができなくなります。妊娠中に、夫と二人で出かける、お友だちとランチをする、ひとりでショッピングや映画を楽しむといったことをしておくのもよいでしょう。
「おなかのなかに赤ちゃんがいるから…」と、妊娠中は行動が消極的になったり、動くことがおっくうになったりしがちですが、医師や専門家のアドバイスを守り、無理をしなければ、ドライブや旅行、スポーツも楽しめます。安産のためには体重管理が欠かせません。妊娠中に適度に体を動かすことは、体重の増え過ぎを防ぎ、ストレス解消にもなります。腰痛や肩こり、冷えやむくみの予防にもなりますし、お産のための体力づくりにもつながります。体調が安定したら、医師に相談して、マタニティスポーツを始めてみてはいかがでしょうか? ウォーキング、スイミング、ヨガ、エアロビクスなどが人気です。<文・加曽利 智子>

※妊娠中の体調は大きく個人差がありますので、無理は禁物です。
※伊勢丹新宿店 本館6F(マタニティウェア・出産準備用品・ベビーウェア)では、
マタニティ・育児お役立ち情報満載の「ママとパパの育児絵本」を差しあげております。

妊娠中・産後の下着は、いつ頃、どんなものを選べばいい?
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妊娠中の冷えは、つわりや足のむくみがひどくなる、おなかが張りやすくなるといったトラブルを引き起こします。また、妊娠中は、おなかのなかに赤ちゃんがいるために骨盤の位置が変わって血行が悪くなったり、ホルモンバランスが変わって冷えがひどくなったりするケースもあります。妊娠したら、まずは、ショーツをおへその上まですっぽりと覆うものに替えて、冷えから体を守りましょう。流産しやすい時期は、少しの出血も見逃さないように、薄めの色を選ぶのもポイントです。
おなかが大きくなるとともにバストやヒップもふっくらとしてきたら、マタニティ用の下着を用意します。妊娠中の体の変化には個人差がありますが、今までの下着がきつくなってきたら、マタニティ用に替えるとよいでしょう。目安は、妊娠4〜5カ月頃です。
用意したいマタニティ用の下着と、選び方のポイントをご紹介しますので、参考にしてください。なお、下着と合わせて、妊娠線を予防するボディケア用のクリームも、一緒に用意しておくとよいでしょう。

*マタニティショーツ
おなかとお尻を冷えから守るために、体の変化に合わせて、おなかからお尻全体を包み込むものを選びましょう。

*マタニティガードル
大きなおなかをやさしく支え、保温効果をもたらします。妊娠後期になり、おなかが目立ち始めるようになったら、それに合わせてサイズを替えましょう。ゴムなどでサイズ調整ができるタイプを選ぶと、妊娠中期から後期まで対応できるので便利です。通気性など、素材や機能をチェックすることも大切です。

*腹帯
腹帯とは、妊婦のおなかに巻く、さらしの布です。日本では、妊娠5カ月に入って最初の「戌の日」に腹帯(岩田帯)を締めて、母子の健康を祈願する風習があります。近年は、腹帯の代わりに、筒状になった妊婦帯やコルセットやガードルタイプのものもあります。いずれも、おなかの保温や腰痛の軽減などに有効です。

*マタニティブラジャー(産前)
乳腺の発達を妨げないように、バストを締めつけず、ゆったりと支えるものが選びましょう。妊娠中に、バストのサイズがかなりアップしたり、乳頭が敏感になったりする人もいますので、できれば試着をして、その時期に合ったものを身につけるようにしましょう。サイズ調整が可能で、妊娠中期から後期まで対応できるタイプもあります。さらに、妊娠後期には、フロントがオープンする授乳機能付きのものを用意すると、産後の授乳期にも使えて重宝します。
<文・加曽利 智子>

※伊勢丹新宿店 本館6F(マタニティウェア・出産準備用品・ベビーウェア)では、
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妊娠・出産にかかるお金、もらえるお金は?
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健診、入院・分娩をはじめ、マタニティ用品、赤ちゃん用品の準備など、妊娠や出産には、いろいろなお金がかかります。また、妊娠・出産は病気ではないので、健康保険は使えません。「えっ? こんなにかかるの?」と、あとで慌てないためにも、妊娠や出産で「かかるお金」「もらえるお金」を、予め確認し、夫ともに、必要なお金をどのようにして用意するか、出産後の家計などについて考えておくことが重要です。

<妊娠・出産にかかる主なお金>

*健診費
元気で健康な赤ちゃんを産むために、赤ちゃんとお母さんの健康状態を定期的にチェックするのが妊婦健診です。費用は、産院や検査内容によって異なりますが、1回5,000円〜1万円程度。妊娠全期間では、6万〜9万円程度が目安です。自治体によっては、妊婦健診の費用の一部を補助する制度を導入しているので、母子手帳をもらうときに役所の窓口で確認したり、広報誌などで最新の情報をチェックしたりしましょう。

*入院・分娩費
産院や分娩方法によって費用は異なりますが、一般的な正常分娩では、平均で40万円程度かかります。健康保険に加入している人は、出産育児一時金を申請すれば、出生児一人につき、「産科医療補償制度」に加入している病院で分娩した場合は42万円、それ以外の病院の場合は39万円が支給され、しかも、原則として各医療保険者(=お手持ちの健康保険証「健康保険被保険者証」に書かれている保険者)から直接病院などに支払ってもらえます(緊急の少子化対策※平成21年3月から平成23年3月末までの暫定措置)。このことにより、出産育児一時金を、入院・分娩費に充当できますし、基本的には、40万円前後のまとまったお金を立て替える必要がなくなりました。

*出産準備費
マタニティ用の下着などのお母さんに必要なマタニティ用品、ベビー服やベビーベッドなどの赤ちゃん用品や育児用品などの費用です。初めての出産では、何をどの程度に揃えてよいのかわからず、「あれもこれも」と購入してしまう人も多いようですが、気がつけば、相当な出費になってしまうことも……。雑誌やインターネットなどで情報収集をして、自分に必要なものをリストアップしてから、買物に行くとよいでしょう。その際も、お店によって価格が異なるものも多いので、いくつかのお店をチェックしてみるのがおすすめです。
このほか、赤ちゃんのお祝いや内祝いの費用、場合によっては、里帰りのための費用や家族が増えることで引っ越しの費用が必要になることもあります。


<妊娠・育児でもらえる主なお金>

*出産育児一時金
出生児一人につき、「産科医療補償制度」に加入している病院で分娩した場合は42万円、それ以外の病院の場合は39万円が支給され、しかも、原則として各医療保険者(=お手持ちの健康保険証「健康保険被保険者証」に書かれている保険者)から直接病院などに支払ってもらえます(緊急の少子化対策※平成21年3月から平成23年3月末までの暫定措置)。健康保険の種類によって申請先が異なります。お母さんが働いていれば、自分が加入している健康保険からもらえます。申請は産後2年以内です。

*出産手当金
働いているお母さんで、会社の健康保険に自分の名義で加入しており、出産後も勤め続ける場合、産休中(原則として98日間)に、健康保険から出産手当金が支給されます。支給金額は、1日当たりの給料×2/3の98日分です。

*医療費控除
家族が1年間に支払った医療費の合計が、10万円(所得が200万円未満の場合は所得の5%)を超えた場合、確定申告をすると、医療費が控除されて、還付金が戻ってきます。健診費や入院・分娩費、産院までの交通費、薬代などの領収書はきちんと保管しておきましょう。

*育児休業給付金
雇用保険に加入しているお父さんやお母さんを対象に、給付されます。パートやアルバイトも対象になります。「育児休業基本給付金」の金額は、原則として1日のお給料の30%×育児休業日数です。職場復帰6カ月以降に給付される「育児休業者職場復帰給付金」もあります。

*乳幼児医療費助成
多くの自治体では、子どもの医療費を助成する制度が設けられています。助成を受けられる条件や助成内容は、自治体によって異なるので、住んでいる地域の役所で確認しましょう。

*子ども手当
子どもが15歳になるまで(中学校修了まで)、国が養育費を援助してくれるものです。平成22年からスタートした制度で、所得制限がなく、子ども一人につき月額1万3000円(平成22年度の実績)が、2月、6月、10月の年3回に分けて支給されます。

以上のように、国や自治体では、出産や育児のためにさまざまな援助や手当の制度を設けていますが、そのほとんどが自己申告制です。自分で申請をしなければ、戻ってくるはずのお金を受け取り損ねてしまうことも! 制度の対象者、もらえる金額、申請の方法やスケジュール、申請書の書き方などを、自分でしっかりとチェックしましょう。<文・加曽利 智子>

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ベビーアイテム

妊娠中に揃えておきたい赤ちゃん用品は?
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生まれてくる子どもを思い浮かべながら、赤ちゃん用品を揃えるのは、誰でも心が躍るものです。お店やネットで商品を見ていると、みんな必要に思えて、あれこれ欲しくなってしまうことでしょう。しかし、赤ちゃん用品には使う期間が短いものも多く、「買ってみたものの、結局使わなかった」というグッズもあるようです。妊娠・出産には、赤ちゃん用品以外にも、さまざまなお金がかかります。妊娠がわかったら、雑誌やインターネットなどを見ながら少しずつ情報を集め、必要なものをリストアップし、無駄なく、お得に買い揃えたいものです。お祝いでもらえそうなもの、先輩ママからお下がりを譲ってもらえそうなもの、出産後に購入しても間に合うものなどは、後回しにして、最低限必要なものに絞りこんでいくことがポイントです。
主な赤ちゃん用品を紹介しますので、参考にしてください。最近は、通信販売やネットショッピングも充実していますので、いろいろなカタログを見比べながら、商品の相場を調べておくと、お得に購入することができるでしょう。

*ベビー肌着
重ね着によって体温調節ができるように、短肌着、長肌着、コンビ肌着などを用意しておくとよいでしょう。

*ベビーウェア
「ロンパース」「カバーオール」「ツーウェイオール」などがありますが、おむつ替えが多い時期、寝返りやハイハイなど動きが活発になる時期など、赤ちゃんの発育に合わせて、ベストなウェアを選びましょう。

*おむつ
紙おむつと布おむつがありますが、それぞれのメリット、デメリットを考えて選択しましょう。紙おむつの場合は、赤ちゃんの成長に合わせてサイズが変わっていくので、まとめ買いよりも、必要に応じて買い足すとよいでしょう。布おむつの場合は、おむつカバー、おむつ用洗剤も用意しておきます。

*粉ミルク
産院でもらえることが多いので妊娠中に小1缶を用意しておき、あとは、出産後に母乳の様子を見ながら、買うとよいでしょう。

*哺乳びん
耐熱ガラス製、プラスチック製などがあり、サイズも大・小があります。哺乳びん用の洗剤やブラシ、哺乳びんを殺菌・消毒するグッズも一緒に揃えておくと便利です。

*ベビーバス
床置きタイプ、シンクタイプがあります。退院したらすぐに使うものなので、早目に用意しておきましょう。湯温計、ベビーシャンプーや石けん、赤ちゃんの肌をやさしく包み込むガーゼハンカチやタオルなども、一緒に揃えておくとよいでしょう。

*ベビー布団、ベビーベッド
ベビー布団は、ほとんどの場合、掛け布団とカバー、肌掛け布団とカバー、敷布団とシーツ、枕が基本セットです。ベビーベッドは、置き場所や必要性を十分に検討したうえで、用意するかどうか決めるとよいでしょう。

*抱っこひも
抱っこひもやベビーキャリーは、赤ちゃんとのお出かけの必須アイテム。最近は手軽に装着できるベビースイングが人気です。

*ベビーカー
生後1カ月から赤ちゃんを寝かせた状態で使えるA型と、首や腰がすわる7カ月から使えるB型があります。購入の際は、安全性とともに、ハンドルやストッパーなど使いやすさなどを確認しましょう。

*チャイルドシート
6歳までの子どもを乗車させて運転する際には、装着することが法律によって義務付けられています。成長段階に合わせてスタイルを変化することができ、長く使えるものを選ぶとよいでしょう。
<文・加曽利 智子>

伊勢丹新宿店 本館6F(マタニティウェア・出産準備用品・ベビーウェア)では、
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赤ちゃんの肌着やウェアにはどんなものがあるの?
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「ベビー肌着」「ベビーウェア」にはさまざまなタイプのものがありますが、大事なのは、赤ちゃんの成長に合わせて、その時期に最も適したものを選ぶことです。
さらに「ベビー肌着」は、赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、吸湿性や通気性に優れた素材や、肌に刺激を与えないように縫いしろが外にあるものや袋縫いのものを選ぶとよいでしょう。打ち合わせには、ひものほか、ワンタッチテープ、スナップなどがありますが、新米ママには簡単に脱ぎ着ができるひもタイプがおすすめです。「ベビーウェア」も肌着同様、吸湿性、通気性に優れた素材を選ぶのがポイント。同じ綿100%でも編み方などでタッチが異なり、ガーゼ、フライス、天竺、パイルなどがあります。それぞれの特徴をチェックして、実際に触って選ぶとよいでしょう。
また、汗をかきやすい春夏と、寒さに気をつけたい秋冬では、必要な肌着やウェアが異なってきます。基本は、肌着1枚とウェア1枚の組み合わせですが、暑い日は肌着1枚あるいはウェア1枚でもOK。寒い日には、短肌着とコンビ肌着にウェアの組み合わせなど、状況に合わせて上手に組み合わせられるように、ある程度、いろいろな種類の肌着やウェアを揃えておくとよいでしょう。

[ベビー肌着の主なタイプ]

*短肌着
長さが腰くらいの短めの肌着です。ベビー肌着の定番で、夏なら1枚、冬には長肌着やコンビ肌着と重ね着をするなど、年間を通して活躍します。

*長肌着
短肌着よりも丈が長く、赤ちゃんの足までをすっぽりと包みます。ベビードレスとも言われます。

*コンビ肌着
裾にスナップがついており、足がズボン状になっています。赤ちゃんが動いてもはだけないのが特徴です。


[ベビーウェアの主なタイプ]

*ロンパース
つなぎになっているウェアの総称で、半袖、長袖、オーバーオールなど、いろいろな種類があります。

*カバーオール
足がズボン状にわかれていて、足の部分が比較的長くなっています。靴下がついているものもあります。

*ツーウェイオール
股下部分がスナップになっていて、スカートとパンツの2way(ツーウェイ)で使えます。ツーウェイドレスとも言われます。
<文・加曽利 智子>

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赤ちゃんのお部屋作りはどのようにすればいい?
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赤ちゃんはとってもデリケートです。心地よく過ごせる環境を整えましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは、眠っている時間が長いので、まずは、ベビー布団またはベビーベッドを置く場所を考えます。安全面を考慮し、お母さんの目が届きやすく、上から物が落ちてこないかなどをチェックして決めましょう。
快適な室温や湿度がキープできるようにすることも、とても大切です。赤ちゃんは体温機能調節機能が未熟で、自分で体温調節をすることができません。室温が高ければ体温が上がり、室温が低ければ体が冷えてしまいます。肌着やウェアで体温調節をするのと同時に、部屋の温度や湿度にも気を配りましょう。理想的な環境は、温度は20〜25度、湿度は50〜60%が目安です。赤ちゃんとの生活が始まる前に、温湿度計を用意しておくとよいでしょう。
「風通しをよくする」「直射日光やエアコンの風が直接当たらないようにする」なども大事です。実際に、赤ちゃんの布団やベッドを置こうと考えている位置に立って、風の通り方、光の当たり方などを確認しましょう。
快適なお部屋ができたら、それをキープすることも忘れずに。そのためには、普段からお掃除がしやすい状態にしておくことが必要です。床には余計なものは置かないように心がけ、マメに掃除をしてホコリがたまるのを防ぎましょう。赤ちゃんのアレルギー対策の面からも重要です。
また、赤ちゃんのお部屋作りでは、育児をするお母さんにとっても使いやすい部屋であることもポイント。キャスター付きのチェストなどにおむつや着替えなどを入れて、布団やベッドのそばに置いておくと便利です。 <文・加曽利 智子>

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赤ちゃんの食器にはどんなものを用意すればいい?
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赤ちゃんの食器が必要になるのは、ほとんどの場合が「お食い初め」でしょう。「お食い初め」とは、子どもの成長を祝うとともに、一生食べ物に困らないように願って、生後100日目に食べ物を与え、食べるまねをさせる儀式のことです。地域によっては、110日目、120日目などに行うことがあり、初めて箸を使うことから「箸始め」と呼んだり、「歯固め」「百日の祝い」などとも言われます。
「お食い初め」の正式な食器は、蒔絵模様の施された漆器で、男の子は外も内も朱塗り、女の子は外が黒塗りで、内が朱塗りのものです。ただし、最近では「お食い初め」の後でも使えるように、ベビー食器を使うケースも増えています。
実際に、赤ちゃんの毎日の食事に、ベビー食器が必要になってくるのは離乳食が始まる頃です。その際にまず用意するのが、ドロドロ状の食べ物を赤ちゃんの口元まで運ぶのに使うフィーディングスプーン、赤ちゃんの食べる量に合った小さなサイズの食器です。
離乳中期になり、赤ちゃんが自分でスプーンを持ちたがるようになったら、赤ちゃん用のスプーンやフォークを用意して持たせてあげましょう。まだひとりで食べることができなくても、食べることへの興味や意欲がアップし、成長を促します。
離乳後期になってきたら、赤ちゃん用のコップを用意しましょう。赤ちゃんの小さな手でも持ちやすく、飲みやすいものを選んであげましょう。
そのほか、離乳食を用意するうえで、家にあると便利なのが、ジュース絞り器、すり鉢、濾し網やおろし器などです。最近は、離乳食作りに必要な調理とベビー食器をセットにして販売しているケースもあります。うどんやパスタなどを食べやすい長さに切ることができるヌードルカッターも人気です。<文・加曽利 智子>

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赤ちゃんの玩具選びのポイントは?
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ひと口に「赤ちゃんの玩具」と言っても、ベッドメリーからガラガラ、ぬいぐるみや絵本、積み木やパズル、室内ジムなど、その種類はさまざま。また、布のおもちゃ、木のおもちゃなど、素材もいろいろです。お店やネットショップをのぞけば、カラフルで楽しそうなものばかりで、どれを選べばよいのか、迷う人も多いでしょう。
赤ちゃんにとって玩具は、成長発達を促す大事なアイテムであり、創造力や感性などを育みます。遊びながら楽しさを体験することで感情も豊かになるでしょう。親子一緒に遊べば、コミュニケーションを深めるきっかけにもなります。だからこそ、そのときの赤ちゃんの成長に合った玩具、十分に遊びこなせるアイテムを選んであげたいものです。玩具のパッケージなどに表示されている対象月齢が、ひとつの目安になります。
例えば、一日のほとんどを眠って過ごす0〜4カ月頃は、ベッドメリーやガラガラなど、やさしい音、ゆっくり動くものを選ぶとよいでしょう。周囲のものに興味を持ち始める5〜7カ月頃は、安全性に配慮し、布でできた絵本やローリーなどがおすすめ。お口の発達を促す、歯がためなどもよいでしょう。ハイハイをするようになる8〜10カ月頃は、手先の発育をサポートするような「つまむ」「ひっぱる」「押す」といった動作が楽しめる玩具を。ラッパやピアノの玩具など、音が出るものは、赤ちゃんの好奇心を刺激します。「たっち」や「あんよ」をするようになる11カ月頃からは、体を使って遊べる室内ジムやウォーカーなどがあると喜ぶでしょう。
なお、赤ちゃんの玩具選びで、忘れてはならないのが安全性です。玩具によっては、日本玩具協会が定める安全基準に合格した商品に表示が認められている「STマーク」、EU加盟国の基準を満たすものに表示される「CEマーク」などがついていますので、確認しましょう。<文・加曽利 智子>

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ベビーのお祝いごと

帯祝いって、どんなことをするの?
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安定期に入った妊娠5カ月の最初の「戌の日」に岩田帯と呼ばれる腹帯を締めて、母子の健康および出産の無事を祈願する風習が「帯祝い」です。一度にたくさんの子どもを産む犬のお産が軽いことにあやかって「戌の日」に行われるようになったと言われています。腹帯を巻くことは、単なるお祝いごとだけではなく、大きくなったお腹の保護し、妊婦を冷えから守る意味もあります。
正式な岩田帯は“紅白の絹の帯”で、妊婦の実家から贈られるのが一般的です。実際には、儀式用の紅白の絹地二筋と、白い木綿一筋を重ねて奉書紙で包み、蝶結びの水引をかけて贈ります。「岩田帯」という名には“岩のように強くてたくましい、元気な子が生まれますように”との願いがこめられていると言われます。現在は、着用が簡単なガードルタイプや伸縮性のある腹帯などもあります。正式な岩田帯にこだわらず、使いやすいものを帯祝いの品として贈るケースも増えているようです。
具体的なお祝いの仕方としては、神社で安産祈願をします。安産祈願で有名な神社のほか、多くの神社で安産祈願はできます。妊婦の体に負担がかからないように、近くの神社で参拝するのもよいでしょう。着帯の日も「戌の日」にこだわらず、妊婦の体調を見ながら、できるだけ「戌の日」に近い日を選ぶとよいでしょう。また、神社によっては、岩田帯を購入できるところもあります。必要であれば、事前に確認してみるとよいでしょう。仕事が忙しい、体調がすぐれないなど、安産祈願に行けない場合には、代理を受け付けている神社もあります。 
「帯祝い」のやり方は、その家の考え方、地域によって、異なる場合もあります。どうすればよいか迷ったときには、双方の親に相談してみましょう。大切なのは“夫婦でお腹の赤ちゃんの成長を喜び、親になる心の準備をすること”と“双方の親に順調に赤ちゃんが成長していることを報告すること”です。 <文・加曽利 智子>

出産祝いをいただいた方には、いつ頃までにどんなものをお返しすればいい?
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出産祝いをいただいたら、生後1カ月頃、ちょうど「お宮参り」の頃までに、お返しを贈りましょう。
贈る品は、いただいたお祝いの半額を目安に選ぶのが一般的のようです。高額の品をいただいた場合には、3分の1程度の予算でもよいでしょう。金額にこだわるよりも、感謝の気持ちを伝えることが第一と考えましょう。
贈って喜ばれる定番の品としては、寝具やタオルなどの日用品、石けんや洗剤などの消耗品、日持ちのするお菓子や紅茶などがあげられます。また、贈った相手が好みのものを選べるカタログギフトなども人気のようです。友人や職場の仲間など、何人かからまとめてお祝いをいただいた場合には、みんなで分けられるようなお菓子などを選ぶとよいでしょう。
のし紙は、赤白の蝶結びの水引きで、表書きは「内祝」として、赤ちゃんの名前を入れて贈ります。お披露目の意味を込めて、ふりがな付きにするとよいでしょう。蝶結びの水引きは、結び目がほどけることから「何度でも繰り返したい」というお祝いごとに使われます。
以前は、仏事に贈ることが多い緑茶や、“縁を切る”の意味から刃物などは、タブーの品とされていました。しかし、近年は幅広い考え方や見方をするようになり、タブーはなくなりつつあります。ただし、地域による習慣もありますから、悩んだときには双方の両親などに相談してみるとよいでしょう。
なお、現代では“出産祝いをいただいた方へのお返し”を一般的に「内祝い」と呼んでいます。しかし、もともと「内祝い」の“内”とは家を意味し、出産祝いをいただいたかどうかに関わらず、親族やお世話になった方に、元気な赤ちゃんが生まれた報告とごあいさつを兼ねて、品物を贈る習慣がありました。ですから、出産祝いをいただいていなくても、これからお世話になる方やご近所の方に「これからどうぞよろしくお願いします」の気持ちをこめて、お赤飯やお菓子などを贈るのもよいでしょう。<文・加曽利 智子>

お七夜って、どんなことをすればよいの?
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赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に、赤ちゃんのすこやかな成長を願って、命名書を飾って祝宴を行うのが「お七夜」です。昔は、赤ちゃんが出産直後に亡くなることも多く、お七夜は、赤ちゃんがこれからすくすくと育っていく希望が見えてきた節目として、大切なお祝いでした。
正式な命名書は、奉書紙を使います。まず、奉書紙を横半分に折って輪を下にし、さらに縦三つ折りにします。そして、表側の左半分のスペースの中央に「命名」と書きます。次に、内側の中央のスペースに「父親の名前と続柄」「子どもの名前」「生年月日」を書き、左側のスペースに「命名年月日」「名付け親あるいは両親の名前」を書きます。
略式の命名書の場合は、半紙の中央に「命名 ○○(※子どもの名前)」を書き、左に生年月日を書きます。市販の命名書を利用してもよいでしょう。
現代では、略式の命名書を用意して、鴨居や柱、壁、ベビーベッドなどに飾るケースが多いようです。入院中であれば、病室に飾ってもよいでしょう。命名書は、床上げが過ぎる頃まで飾っておき、その後は、へその緒とともに大切に保管しておきましょう。
お七夜は、出産後間もないこともあり、双方の両親をはじめとする身内で、お赤飯や尾頭つきの魚などの祝いの膳を囲むのが一般的です。最近は、両親が子どもの名前を付けることが多いようですが、名付け親を頼んだ場合には、その方もお七夜のお祝いに招待します。 <文・加曽利 智子>

お宮参りのときの服装は?
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赤ちゃんが生まれた土地の守り神に、赤ちゃんの誕生を報告し、すこやかな成長と幸せを祈願するのが「お宮参り」です。赤ちゃんが生まれて初めて神社にお参りをする行事です。参拝する時期は、正式には、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目と言われますが、地域によって異なる場合もあります。生後1カ月頃で、赤ちゃんとお母さんの体調や天候を考慮し、赤ちゃんのお父さんや父方の祖母の都合がつく日などを選べばよいでしょう。
赤ちゃんとその両親、父方の祖母でお参りをするのが、古くからのしきたりです。赤ちゃんは祖母が抱き、その後ろに両親が付き添ってお参りをします。
お参りの際の服装ですが、赤ちゃんについては、男の子は羽二重の紋付きで、勇ましい鷹などの絵柄の「熨斗目(のしめ)模様」、女の子は綸子地やちりめん地に、優しい花柄などの「友禅模様」の着物が、正式な祝い着です。祝い着は、母方の実家から贈るのが習わしとされています。最近は、デパートなどで赤ちゃん用のお宮参りの衣装をセットで取り扱っていますので、それらを利用するのもよいでしょう。和装にこだわらず、ベビードレスを着せるケースも増えてきています。レンタルを利用する方法もあります。
赤ちゃんが正式な祝い着の場合には、付き添いとなるお父さんやお母さんも、紋服、留袖などの正装が望ましいでしょう。赤ちゃんの服装がベビードレスであれば、お父さんはスーツ、お母さんもワンピースかスーツの場合が多いようです。大事なのは、赤ちゃんと付き添いの服装のバランスがとれていることです。<文・加曽利 智子>

お食い初めの料理はどんなものを用意すればいい?
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わが子が一生食べ物に困らないようにと願って、生後100日目に祝い膳を用意し、赤ちゃんに食べるまねをさせる儀式が「お食い初め」です。地域によっては、110日目、120目などに行うこともあります。初めて箸を使うことから「箸始め」と呼ばれたり、100日目に行われることが多いので「百日の祝い」などと言われたりもします。
お祝いの仕方ですが、正式には、赤ちゃんの祖父母にあたる双方の両親や、親戚のなかの長老が赤ちゃんをひざに抱いて箸をとり、食べさせるまねをして祝います。男の子はおじいちゃんが、女の子はおばあちゃんが抱いて行うのが一般的です。
正式な祝い膳は、尾頭つきの焼き魚、煮物、香の物、鯛か鯉の汁、お赤飯または白飯の一汁三菜に、紅白の餅を添えた二の膳が付きます。“喜ぶ”の意味で縁起がよいとされる「昆布」、丈夫な歯が生えるようにとの願いから「小石」、しわができるまで長生きできるように「梅干」などを添える習わしもあります。
尚、「お食い初め」の正式な食器は蒔絵模様の施された漆器で、男の子は外も内も朱塗り、女の子は外が黒塗りで、内が朱塗りのものです。母方の実家から父方の家紋入りの漆器膳を贈るのが、古くからのしきたりでしたが、最近は、お祝いの儀式にも使えるベビー食器を用意することが多いようです。また、「お食い初め」は赤ちゃんの離乳食の準備をする時期とちょうど同じ頃に行うので、この儀式をきっかけにして、離乳食の食器を揃える場合も多いようです。祝い膳の内容についても、お赤飯に尾頭つきの焼き魚というように簡略化したり、赤ちゃんが実際に食べられる野菜スープなどを用意したりするケースも増えています。<文・加曽利 智子>

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出産をお祝いする

出産のお祝いにはどんな贈り物がおすすめ?
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赤ちゃんの無事な誕生をお祝いする「出産祝い」ですから、ベビー用品を贈るのが一般的です。贈る相手との関係、自分の立場を考えて、赤ちゃんとお母さんに喜んで使ってもらえるようなものを選びたいものです。
友人や知人が出産した場合は、ベビー服やベビー靴、玩具、絵本、アルバムなど、たくさんあっても困らないものが喜ばれるでしょう。ベビー服やベビー靴を贈るときには、赤ちゃんはすぐに大きくなるので、少し大きめのサイズを選びます。半年〜1年先に着られるものを贈るとよいでしょう。着せやすいスタイル、肌触りのよい上質な素材のものを選ぶのもポイントです。玩具を贈るときには、パッケージなどに表記されている月齢を参考に、大きさ、素材など、安全性に考慮して選ぶとよいでしょう。
職場の上司や同僚が出産した場合は、部署でお金を出し合い、連名で贈るケースが多いようです。ある程度まとまった金額になれば、ベビーカーやベビーベッドなどを贈ることもできます。但し、高額なものは身内の方から贈られることが多いので、できれば、予め希望の品を伺っておくとよいでしょう。
自分の兄弟や姉妹が出産した場合は、ベビー服をはじめ、すぐに使える実用品を贈ると喜ばれます。身内なので、本人に必要なものを聞いて贈るのもよいでしょう。また、身内の出産祝いでは、赤ちゃんのお祝い着などは、母方の実家から贈るのが習わしになっていました。今では、赤ちゃんの成長を親族でお祝いしたいという思いから、祖父母からは「お宮参り」のドレスや「お食い初め」の食器を贈るケースが増えています。そのほか、ベビーベッド、ベビーカーなど、比較的高額なものを贈ることも多いようです。
ベビー用品のほか、出産を終えたお母さんに「お疲れさま」と「これからもがんばってね」の気持ちを込めて、お母さんが喜ぶようなグッズ、子育てに役立つアイテムを贈るのもよいでしょう。
なお、出産祝いを贈る時期は、お七夜(生後7日)からお宮参り(生後1カ月)までが基本です。お祝いの品を直接届けたい場合は、お母さんと赤ちゃんの体調を考えて、出産2〜3週間後にしましょう。自宅を訪問する際には、事前に都合を確認し、長居は避けます。赤ちゃんのお世話が大変な時期ですし、デリケートな赤ちゃんにも配慮し、小さな子どもを一緒に連れていくのは避ける、身内以外の男性の訪問は避ける、といったマナーもおさえておきましょう。出産祝いを贈る時期を逃してしまった場合でも、お祝いの品を贈って問題はありません。その際、お祝いのメッセージとともに遅れたお詫びを添えるとよいでしょう。出産から半年以上たった場合には「初節句」や「誕生日」などの節目に、出産祝いを兼ねた形で贈るのもよいでしょう。

また、万が一のことを考慮して、出産祝いを事前に贈ることは避けましょう。<文・加曽利 智子>

二人目のお子さまのときのお祝いは?
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第二子以降の赤ちゃんの誕生も、第一子と同じようにお祝いするのがマナーです。
ただ、第二子、第三子……となってくると、第一子のときに比べて、どうしてもお祝いが地味になってしまう傾向があるようです。できれば、第一子と同じくらいの金額を目安にお祝いをしましょう。また、ママ友だちの間などでは、自分の子どもがひとりで、相手の子どもが二人、三人……ということもあるでしょう。そういった場合も、赤ちゃんが誕生するたびに、心を込めてお祝いをすることが、スムーズなお付き合いにつながるでしょう。
お祝いの品選びについては、第二子以降になると「すでにベビー用品はたくさん持っているだろうし、何を贈ったらいいのか迷ってしまう」という人も多いようです。
もしも、今までと性別が違う赤ちゃんが誕生したのであれば、ベビー服を贈ってはいかがでしょう?親にとって“初めての男の子”、“初めての女の子”に対する思いは、特別のものがあるようです。肌着や普段着など、日常生活でよく着るものを贈るのもよいでしょう。そのほか、兄弟で一緒に遊べるようなおもちゃも人気が高いようです。迷ったときには、紙おむつ、おしりふきといった消耗品を贈るのもひとつの方法です。いくらあっても困らないものなので、喜ばれるでしょう。好みのブランドやサイズがあるかもしれませんので、可能であれば、相手の希望を聞いて選ぶとよいでしょう。
なお、第二子以降のお祝いは、第一子の出産祝いでいろいろな方からいただいたものと重なることが多いので、現金や商品券などのほうが喜ばれる場合もあります。

また、相手によっては、第二子以降のお祝いは辞退するケースもあります。そういった場合には、手紙やカードで、喜びのメッセージを伝えるとよいでしょう。<文・加曽利 智子>

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